2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

褻(ケ)の日

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 2010年はおわります。 が、ヒンズーのお正月は10月なのだそうです。 今日の今日まで 12月31日は全体的にいそいそとしているのが 世界標準だとおもっていましたが それが間違いだったということに 気づいたので…

ブッダガヤ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 ブッタガヤ。 仏陀がこの菩提樹の木の下で 49日間の瞑想を経て 悟りを開いたという 仏教の聖地です。 いうまでもなく世界各地から 集まった坊さんでにぎやかでしたが 物乞いの多い事、多い事。 皆、何かにすが…

聖牛

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 ヒンズー教徒にとって牛は神聖な動物です。 三大神様のひとり、シヴァ神の乗り物だったということが その理由らしいのですが とにかく、このバラナシの街の 至る所で、小さな路地でも 我がもの顔の彼女達が の…

死を夢みて生きる

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 バラナシ、というヒンズー教徒の聖地。 ガンジス川というあまりにも有名な川が目の前に流れています。 ヒンズー教徒達はここで焼かれて、川に流されることを 最高の幸福と信じている、というのもあまりにも有…

ヒンズー

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 インドは80%がヒンズー教徒です。 仏教起源の地ですが、仏教徒は0.8%にすぎません。 スリランカはインドから あらゆる影響を受けましたが 70%が仏教徒というのは不思議な数字です。 ヒンズー教徒も 朝早く…

夜汽車

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 インドの鉄道は世界でもっとも大きく 一日あたり約1800万人の乗客と約200万トンの貨物を輸送するのだそうです。 路線の総延長は63327km。 日本の最北端(択捉島)から最南端(沖ノ鳥島)までの直線距離が3020k…

インドの洗濯

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 インドの方々も洗濯場所は川でした。 しかし、今は乾期。 流れはなく、水は淀み、 野豚がゴミをあさっているような 川でした。 それでも女性達はここで服を洗います。 洗えば洗う程汚れるのではないか、と 我…

アジャンタ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 こちらは 紀元前1世紀から7世紀中頃までの間に 繁栄した仏教寺院石窟群アジャンタ。 キリストの生まれる前から 人類はなんと想像力豊かに暮らしていたのだろうと 感慨無量です。 そういえは、今日はクリスマ…

秘めた目的

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 この旅のインド旅行で ひそかに秘めていた目的は パーマをあてることでした。 で、 街をぶらぶら歩いていると 奇跡的におしゃれ風なサロンを発見。 これは行くしかありません。 中には客、ひとりおらず 暇そう…

エローラ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 人間の力は想像以上に偉大です。 エローラ石窟群に行ってそうおもいました。 5世紀から10世紀にかけて 我々の祖先は垂直な岸壁を コツコツコツコツ削り、34もの 寺院窟をつくっていました。 そのスケール…

アウランガバード

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気でした。 インドの面積にはスリランカが50個入るらしいのです。 人口は11億人、スリランカの55倍。 中西部のアウランガバードという街にきました。

INDIA

umajimurano minasan genkidesuka. watasi wa genki desu. kyoukara INDIA ni kimasita. syozizyou de nihongo ga utemasen . tonikaku ikite imasu.

ミシン屋

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。 どんな小さな村にも 必ずひとつは、「縫い物屋」があります。 たいてい、ミシンひとつがおける程度の狭いスペース。 近所の人が気軽に立ち寄り 茶飲み話がてら 自分にあった服を仕立ててもらいます。

師走

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 師走、慌ただしい事でしょう。 こちらは、やっぱり、寒くないと ちっともその気になりません。 ですので、子ども達と書道でもして 気分をもりあげてみようか、と 試みました。

ささやかな贅沢

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 この国で「茶を飲む」といえば、 もちろん、紅茶を指し 至る所に茶飲みどころがありますが 実は、稀に、 酪農家が搾ってきた牛乳を出す店、 牛乳喫茶も存在します。 もちろん、ミルクティも飲めますが やはり人…

鳥の王国

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 この国はひそかに、鳥の王国です。 青い鳥や黄色い鳥がふつうに 庭に遊びにきます。 ほら、今日だって 動物園かペットショップでしか みたことのなかったようなインコが ご飯をついばみにやってきました。 それ…

またもやサンタ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 またもや、森の中からサンタクロースがあらわれました。 その帽子、どこからもらってきたのか、 ひろってきたのか 定かではありませんが こちらでもすっかり常用着として定着している様子です。 実にのんきで め…

苦戦

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 活動地域で生産者と一緒につくりあげてきた製品が 最近、ようやく、 なんとなく、土産物として 店に提案できるかなぁ、とおもうようになってきました。アーユルヴェーダーキャンドルや サリーの花ポーチや 竹ざ…

調理

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 アンマーとイノーカが昼ごはんをつくります。 調理をするのは 流し台やまな板の上でなく、床。 これがこの国では普通です。

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 「雨期があけたら、凧のシーズン」 と、冬(?)休みに入った子ども達が 凧をつくっています。 小さい頃につくった 日本のものとそっくりでした。

雨期開け

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 ついに、長かった雨期がおわったようです。 庭にはここぞとばかり あらゆるものが干されています。 たまった洗濯物、アンマーが割った薪、摘みたてのコーヒー豆、 製品用の革。晴れはやっぱり気持ちのよいもので…

華の裏で

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 半年に一回開かれる協力隊全体集会で コロンボに上がってきています。 昨年、30年に及ぶ内戦が終結し ものすごい勢いで物価や地価が上昇していること、 バブルのまっただ中であることを実感します。 一方で、…

下校

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 たいていの学校は2時前には終わります。 三つ編みおさげの学生さんが 集団で下校するこの姿が なんともまぶしいのです。

日本の過去とスリランカの現代

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 牛が田んぼ仕事にかかせなかった時代が 日本にもあったとききました。 でも、ここでは、その光景が 今、まさに、目の前で起こっています。 過去と現代が入り交じって タイムマシーンで やってきたような感じにな…

雨の日々

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 スリランカは雨ばかりです。 ここ数日の大雨で 知り合いの家は 倒れてきた大木によって破壊されました。 多くの人が今日も 空をみては、ため息をついています。

アンマーの誕生日

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 アンマーの誕生日でした。 67歳になったそうです。 特別なパーティーが開かれる訳でもなく たいそうなプレゼントをもらうわけでもないですが アンマーの顔をみに 子どもや孫が自然と集って 静かに、ささやかな…

印刷屋事情

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 ずっと気になっていた印刷屋へ やっと行く機会に恵まれました。 この国の印刷事情は 思ったよりずっと発達していて 入校も日本と同じように イラストレータデータで行い、 色校正もきちんと出してくれる システ…

早乙女

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 雨期ですが、各所で田植えが行われています。 田んぼの前を通りかかると 早乙女達が手を留めて 「どこへ行くのー?」と。 この道ではすっかり顔なじみになりました。

幻の織物

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 キャンディの街からバスで2時間程の山の奥に ひっそりと伝統の織物が受け継がれていました。 いつからこの織物をやっているのか、と聞くと じいさんの、じいさんのじいさんの代から、、、、 はっきりとはわから…

泣くこども

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 この国に限ったことではないですが こんなにも小さい身体から なぜあんなに大きな声がでるのか 不思議なのです。 そこらじゅうにひびく 耳が割れそうなくらいの 大声です。 そして、大きな声で泣けばなく程 立ち…