2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

いつもとおなじように

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 今日から30代がはじまりました。 だからといって、 力をいれることもなく 意識することもなく できるかぎり、 いつもとかわらず 普段とおなじような一日でありますように と、今年は特に強く思っていました。 …

20代最後の日

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 私は今日が20代最後の日です。 誕生日、というものが いつからか、あまり好きではないので 当日の開いてくれるというパーティを かたくなに拒んでいましたが それなら、前日に、と 行く先々で、大好きな人々が…

まってー

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 急いでお寺の方にいかなければいけない、と 訴えると、 おばちゃんは、近道!といって 道案内をかってでてくれました。 こっち、こっち、と 道なき路を走る、走る おばちゃんは裸足。 その足の早いこと、早いこ…

小さなペラヘラ祭り

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 ぞうをよく、みかけるとおもったら、 村々では小さなペラヘラ祭りが行われる季節だそうです。 スリランカで最大の祭り、大きなペラヘラ祭りは 8月に巡ってきます。

身体をほぐす技

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 アーユルヴェーダのひとつの治療法に トリートメント(マッサージ)があります。 病状にあった特殊な油を肌にもみこみながら 身体をほぐしてゆくその技を 魔女にならって 猛特訓しています。

魔女の家

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 魔女の家には ひっきりなしに患者が訪れています。 西洋医学の大きな病院をたらい回しにされた人、 精密検査を受けてもなんの以上もないといわれた人、 もうだいぶの年月を頭痛や腰痛、足痛とともに過ごしている…

魔女から習う

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 魔女のところに来ています。 今日は、マッサージの方法や オイルの使い方を習いました。 万物は水と火と風、土と空間からなりたっていて そのバランスが崩れた時に 病気になったり、問題がおこったりするのだそ…

また、田植えの季節

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 もう、何度目の田植えシーズンを迎えたことでしょうか。 田んぼがまた、賑やかになりました。 馬路村の田んぼには 緑の風が吹いて来た頃でしょうね。

機織り

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 以前、一度だけいったことのある 伝統織物の産地を再び訪れました。 代々受け継いできた技術。 繊細な模様と品のある風合いは そこらじゅうに乱立するスリランカ土産とは 明らかに一線を画しています。 機織りの…

質屋

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 昔は日本もそうだったのでしょうか、 スリランカには街の至る所に 質屋があります。 それはかなり、庶民に親しまれているようです。 大きなお金がいるようになると 唯一持っている自分のネックレスや腕輪を質に…

鬱金

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 突然ですが、さて、問題。 森に入れば生えている この植物はなんでしょう。 大ヒント、、、生姜とそっくりですね。 正解はそう、ウコン、でした。 毎日の料理にかかせないので 自家用として植えている人が多いら…

全ては脈が語る

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 魔女は聴診器も血圧計も もちろん、レントゲンにも頼ることなく 患者の脈にじっと心を傾けるだけで 悪い箇所、原因を ピタリと言い当てます。 マッサージ、鍼(ハリ)などの処置を施し 薬を処方し、食事、日常生…

魔女がいた

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 アーユルヴェーダ、ついにその術を学ぶため 南の街の小さなアーユルヴェーダ病院にきています。 ここには魔女がいたのです。 すごいです。 5日間のプログラム、 魔女ドクターの横に居座り その技をじっと観察し…

通りすがりに

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 あ、ヤドカリ、と。 それ以上のことはなく それ以下でもなく。

カラピンチャ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 スリランカの家庭には あたり前のようにカレーリーフが干されてあります。 馬路村で各家庭にゆずがかかせないと同じように この国でカレーリーフはかかせないハーブです。 シンハラ語ではカラピンチャといいます…

ポソン

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 満月です。祝日です。 6月の満月はスリランカの仏教伝来の日を祝い 「ポソン」と呼ばれます。 嘘か、ほんとか、紀元前267年のこと。 で、先月のウェサックに引き続き 各地で、至る所で食品が無料で配られて…

茶畑のお昼ごはん

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 雨が降って、地面が濡れたので、立ったまま、お弁当をたべている、と 茶摘みのおばちゃん。 あるプランテーションでの話。 彼女らの1日のノルマは18kg。 それ以下なら日給405ルピーから30ルピーが引かれ、 そ…

はっ、100000・・・

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 スリランカに来てから1年半が過ぎました。 同時に、この便りを始めてからも1年半。 この不甲斐ない便りを見てくれる人が確かにいて 今日、その数字は100000カウントを超えていました。 いや、数ではない…

ジャスミン

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 白いゆずの花がゆらゆら風に吹かれているころでしょう。 スリランカにも、ゆずの花にちょっとだけ似ている花があります。 摘んでも、摘んでも、次から次へ咲くこの花。 お祈り用として、よく、庭先に植えられて…

コンポスト大作戦

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 最近はお土産品のプロジェクト以外に 家庭菜園を実施している家々をまわって コンポスト大作戦を実行しています。 「高倉式コンポスト」、聞いたことありますか。 えひめAIの薄めた液をもみ殻に混ぜて手軽にでき…

40年の時空

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 ガスもなければ流しもありませんが 薪で火をおこし 小さなボールに水を溜めて食器を洗います。 お皿はだんなさんとおばちゃんのぶん、2枚だけ。 コップはお客が来た時のために5つ。 最低限の必要なものを、必…

おーの、うれしいちや

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 笑ってしまうんですよね、こんな人にばったり会うと。 会って、嬉しくなる人、素敵。

外国人のみなさん、安易に金を渡すとこうなります。

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 村の家々を訪問して歩いています。 当然のことながら、いろんな人がいるのですが 外国人の我々に対して このおばちゃんは、会った直後から明らかに なにかを期待しているということが伺える、典型的な人でした。…

男の現場

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 スリランカ、町外れの印刷所。 インクの匂いの充満するなか ドイツ製の機械ががっしゃん、がっしゃん。 日本でもそうでしたが、 ここもまさに、男の現場でした。 でも、やっぱりね、日本の技師のレベルの高さを …

紅茶直売所の看板

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 戦争が終わった一昨年から 外国からの観光客 が増え続けています。 で、たまに外国人向けの看板もあったりするのですが ちょっと、残念な訳もめだったりするのです。 「ちょっとよっていきや」 と言いたかったの…

公用車

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 クルネーガラの最終処分場見学には 市役所の人が公用車を出してくれたのですが 用意してくれた車は、なんと、 救急車でした。 ま、確かに、公用車、なんですけれどね。

食物連鎖

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 クルネーガラという街のゴミ最終処分場には 牛が放牧されていました。 人間が出したゴミを牛が食べ その牛をまた、人間が食べる。

内職

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 主婦達が時間をみつけてする内職、 この国でよくみかけるのはお香づくり、です。 竹を細くきって、日向で乾かし、 粘度のような黒い土を巻きつけます。 子どもが学校に行っている間や 家事の合間に 少しでも家計…

必要ない

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 フィールドで出会ったおばちゃん。 『おかあさん、歳いくつ?』 『覚えてないー。必要ないー』と。 家族に聞いても 本人が知らないのでわからない、と。 誕生日だって、だれも知らない、と。 IDカードも無くした…

機関誌「Handiya」

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。 一年に一回発刊される スリランカ協力隊員の 「Handiya」という機関誌があります。 その年、機関誌委員という係になった人が 取材、編集、レイアウト、などの一切を任され 作り上げられるのですが、 まさに、私…