ダラムサラのことチベットのこと

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


ダラムサラチベット人にとって
ユートピアのようでした。
ここには、言論、宗教、行動の自由があり
なにより、近くには、心のよりどころでもある
ダライラマ14世が住んでいらっしゃるのです。

かつて、チベットだった場所では
今も多くのチベット人
中国の弾圧の中で、生活を余儀なくされ
戦いを続けているとききます。
「独立デモで逮捕され、7年、投獄されていた」
とニコニコしながら
お坊さんが私に話しかけてきました。
投獄された経験のある僧侶や人々は
今の現状を世に伝えるために
外国人の多いカフェなどにあらわれては
話をしているのだそうです。

「ここは天国のようだ。
危なくて、もうあの場所には帰れない。
いつかは帰れる日がくるといいけど」と。
http://www.tibethouse.jp/situation/index.html#01
http://blog.livedoor.jp/rftibet/


いろんなことを考えさせられたダラムサラの旅も今日でおしまい。
午後にはスリランカに、と、
飛行場に行くと
「今日のフライトはキャンセルになったよ」と
平然と係員。
あ、よく聞くやつ。
旅には、こういうトラブルがつきものなのです。さすが外国。
どうあがいても、無理なものは無理、
やむなく帰国は明日に延期されたのでした。