喧噪と静寂

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


ダライラマ14世邸宅の目の前は
なかなかに賑やかなものでした。
直結するナムギェル寺の境内で
多数のチベット僧が
手を叩き、激しく怒鳴りあうような姿。

喧嘩をしているように見えるのですが、
実はこれ、「問答修行」とよばれる
チベット仏教の重要な修行のひとつなのだそうです。
そんな喧噪をよそに、
厳しい警備員が目をギョロつかせる、その後ろに
静かにたたずむ、ダライラマ14世の家。

一年の半分以上を海外講演等で
留守にされるようですが
今日は在宅との噂。
生き仏と信じられ、崇められるその人は
今、そこで、なにを考えていらっしゃるのでしょうか。