魔女のプライドをかけて

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


アーユルヴェーダの魔女のもとを
重病患者が訪れてきました。
全身がしつこい湿疹と熱で覆われた
見ただけで、こちらも痒くなりそうな患者。
原因は不明。
何かのアレルギーだということは容易に想像できるけれど
彼女にはその心あたりがありません。
普通の西洋医学の病院にもいったけれど
処方された薬を飲んで余計に悪化した気がする、と。
もう、痒くって、夜も眠れず
食事もとれず、衰弱しきっている模様。

「大丈夫、なおしてみせる」
魔女はここでもそういいきりました。
さぁ、ここは腕のみせどころ。
魔女のプライドをかけて、
数日かけた施術が行われます。