バレーボール隊員春原君

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


ギランドゥルコッテという場所があります。
スリランカでも有名な僻地のひとつ。
象の群れが出るのでと、シーズンによっては
そこへの道は閉鎖、ということもある地域です。
春原くんはそのギランドゥルコッテで
こども達にバレーを教えている同期隊員。

炎天下、地面は火傷するような暑さ。
子ども達はいつも同じ練習着、そして裸足。

「施設も道具も整っていない、
 こんな田舎の地域でも、貧しくたって
 がんばれば、勝てる、できる、ということを
 体感させてあげたい」と春原くん。

成田を一緒に発ってから1年3ヶ月、
あの、青白く今時そのものだった新卒青年の顔は
明らかに変わったようにおもいました。
それは、ただ、日焼けしたからというものではなく。
いい顔になったなぁ、と
同期として、しみじみおもったことでした。