表にはみえない

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


日本では
障害があるといわれている人々の居場所や
お母さん達の心のよりどころなどが
長い時間をかけて
少しづつ、少しづつ、開拓されていると
おもうのですが(まだまだ未熟とはいえ)
ここスリランカ
はじまったばかり、のようです。
ここは、植村隊員が週一回通う
自閉症の子ども達のクラス。
今日は紙で蝶をつくりました。

ここが、スリランカ第2の都市、ということもあってか
同じ思いを持ったお母さん達の働きかけにより
この学校には自閉症教室が設置されています。
植村隊員曰く、
スリランカに障害者という分類される人は多いけれど
どこに行くこともなく、社会で居場所を与えられることもなく
村の中で、家族が囲こんで暮らしていることが、多い。
彼らへ家族の愛は十分注がれているようにみえるけれど
もしかしたら、彼らのもつ可能性を社会が少し見いだしてあげることによって
もっと素敵な居場所が与えられる未来がくるかもしれない、と。
表面にはみえない、スリランカの課題です。