堂々とした日常

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


キャンディの街のほど近くに
先輩隊員が活動するサイト
「マハイヤーワ」という地名の地区があります。
「マハイヤーワに行ってきた」というと
スリランカ人はいちように
危ない、とか、野蛮な、とか、こわい、とか、といいます。
ハイヤーワ出身だとわかると、
結婚を断られたり、就職ができなかったり
するのだそうです。

ここに暮らす多くの人々はゴミ集めや公共トイレ掃除が仕事です。
この国で最もカーストの低い人のする仕事です。
で、その地区の様子はというと実に天真爛漫でした。
きょとん、となるくらい、明るい村でした。
根深い差別は百も承知、堂々とした日常が
そこにありました。