ハルシャの刺繍

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


同じ家に住むイノーカ達の他に
もう一組、革製品の職人と関わっています。
彼の名前は、ハルシャ。
農家の父親と母親との三人暮らしです。
日雇いの電気工のあい間に
器用な手先を利用して
カバンの修理やオーダーを受けていましたが
定期的な収入をえるために
私達と土産物の開発をはじめました。

紅茶で色をつけた革に
縫い物が得意だというお母さんも手伝えるよう
刺繍のキータグを提案。
細かい作業と丁寧な性格が
ぴったりとはまって
美しい製品ができてくるようになりました。

あとは売れてくれれば
いいんですけどね。