宝石の渦へ

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。
そして、佐々木も元気です。


晴れた午前中は
宝石の売買が盛んだという噂を耳にしたので
ちょっくら散策、、
という、軽い気持ちで歩いてみたところ
大変な事になりました。

わらわらわらわら
またたく間に寄ってきた
男達に囲まれてしまいました。
目の前には
包み紙の手、手、手、手、手。

ひとつ、手にとって、みようもんなら
隙あらば、と、
次々次々、手には勝手に石が置かれます。
そして、
500ルピーでどうだ、
2つで250ルピーでどうだ、
もう、100ルピーでいいっ!
と、勝手にセリ状態。
もちろん、買うとは一言も発してなくて
この状態。

佐々木ハンターはこの騒ぎに
のぼせてしまって
結局、一つの石も買わずに、街を後にしました。