バスよ、今回だけは、そーっと、進んであげてください

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


病院の前のバス停から乗ってきた若夫婦の、
女性の腕の中にも
男性の腕の中にも
生まれたての
赤ん坊が眠っていました。
そう、明らかに双子でした。

お父さんも、お母さんも
ゆれる、ゆれる、普段のバスで
大事に、慎重に、抱きかかえて
ひっしに、振動から守っています。

日本で出産後の帰宅は車が当たり前、
というか、
考えるまでもない話でしたから
この国ではこの状況でも
やっぱり、バス、ということが
とても新鮮にうつりました。