林の中で

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。


特別な用がない限り
ぜったいに降りることのないであろう
小さな、小さな駅で降りました。
新しい生産者を訪ねて、です。

新しい生産者は
この林の中に暮らしていました。

電気も水も通っていない、と笑いました。

水は近所の親切な人の家から汲んできて、
薪で調理をしていました。

林では
たくさんの種類の果実が
季節ごとに実をつけるので
それを加工して売っていきたいというのです。
ジャムやチャツネやドライフルーツが
作れそうだ、と、
食品加工隊員の敬さんはいいました。

私は時々ここに遊びに来て
この人達とよい関係をつくりながら
どうやったら素敵な製品に仕上げることができるか、
を考えて、形にする役です。

今日も、新しいことのはじまりの日になりました。
少しづつ、少しづつ、進めていきたいと思います。