浄水場のこと

馬路村のみなさん元気ですか、私は元気です。


首都コロンボで一番大きな浄水場に行ってきました。
ここで、協力隊員が活動中なので
特別に見せてもらう事ができた訳です。


いろんな国の援助で
けっこう、立派な設備。
しかし、ここで浄化された水の半分は
住民の水道の蛇口に達することなく、
消えてしまうんですって。

なぜなら
多くの配水管は
老朽化で穴があいていたりして、
水が漏れていってしまうとのこと。
それから、簡易なつくりの配水管に
無断でパイプを継ぎ足して
盗水ということもざら、らしいのです。

それから、この魚君達。
ただ、観賞魚に飼われていたのではありませんでした。
水の異常があるか、ないか、最後のチェックは全て、
この子達に判断をゆだねていると。
つまり、朝、来て、
魚君達が全滅していた、という事態になると、
施設は全てストップ
大調査が行われるということになのだそうです。
つまり、安全のバロメータは魚君、ということ。
驚いたことに、実は、この方法、
日本でも行われているらしいですよ。