どらやき

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。


仲間の隊員が村の女性達を集めて
どらやき」の講習会をひらきました。

この国の人は、食に関して特に実に保守的です。
料理をする時、工夫、という言葉は御法度です。
決まった材料で、決まった分量で、決まった料理をつくります。
慣れていない食べ物を口にすることは
まず、ありません。
ということで、この「どらやき」づくりに関しての
講習の挑戦は、大冒険。
あんこを作るとき、
小豆が高いので、
カレーにしか使われることのない豆を代用したのですが、
まず、この豆を甘くするという概念に困惑。
そして、食べたこともない味に、また、困惑。

おいしい、とすぐに受け入れることのできた人もいれば
ねずみくらい、かじって、おわった人もいれば
食べる前から、ギブアップの人まで
いろんな姿が見受けられました。

しかし、
食材にはいろんな可能性があることを
知ってもらっただけでも
大きな進歩だったと思います。