風が変わるかもしれません、と思った日

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。


私たちは「サムルディ公社」という政府機関に配属されて
活動をしています。
今日は、月一回の地区全体会議がありました。
そこで、唐突に私たちになにかしゃべれ、と
話をふられた訳ですが、
一緒に活動をしているみさこさんが
100名近くのサムルディ関係者を前に
それは、どうどうと、一生懸命のシンハラ語
私たちの活動の現状について話しました。

その時だけは、会場がシーンとなって
みんな、熱心に耳を傾けてくれた模様で
スピーチの後には拍手がおこった程でした。


我々はボランティアという立場で現場に入っており、
彼らに対して莫大な予算を用意できるという話でもありませんので
変な外国人達がまた、と、あしらわれる、と思いきや
今日の反応は、彼女も私も正直、驚きでした。


まだまだ、探り探りではありますが
少しづつ風が変わりはじめているような気がした日でした。