鍋の柄事件

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。
今日は鍋のお話です。
鍋ごときで少し長いので
時間がある時に読んでくださると嬉しいです。

 
昨日、
どちらかというと、外国人客の多い
わりとしっかりした、スーパーで
少し高かったですが、
きちんとしたフライパンを買った訳です。
柄の部分と本体の部分は
自分で組み立てる式の
フライパンでした。


家に帰って
さぁ、さっそく使おうかと
開けてみると、
なんと、柄(え)の部分の凹と
本体の部分の凸が
全く合いません。
明らかに、
種類の違うフライパンの柄…。


イラリアで靴を買うと
左と左が箱に入っていたという
誰かの話を
思い出した次第です。


そして、今日、
このフライパンを持ってスーパーへ。
「ちょっと、みてごらん」と、
店員を呼び止め、見せたところ、
彼はいきなり、大爆笑。
仲間の定員も寄って来て
また、爆笑。
いや、いや、しかし
なーんか、慣れた感じ、
またか、という感じ。

彼らは
一言の詫びの言葉も述べることなく
すたこらさっさと鍋売り場へ行き
柄を探しはじめます。
そして、ようやく
全く違う種類の
鍋の箱の中で無事発見されました。
おめでとう、と、喜びもつかの間、

ネジが合わない…
という事実が発覚。
すると、また
次から、次から、
棚にある鍋を持ってきては
ネジだけ取って付けてみるという方法で
探しまくるのでした。

しばらくして、
やっと、合うネジが見つかり
私の鍋に無事設置…。
「私は、えいけど、その鍋、使えんなるよね、
 ネジをとっても本当に大丈夫?」と
一応聞いてみると
「大丈夫、私たちは困らない。」と店員…。

不思議なことにここまで開き直られるとね
もう、一緒に笑うしかないのです。
そうよね、と。

また、近い将来、
ネジがない…というクレームとともに、
今日のような光景が繰り広げられ、
そして、連鎖されていくということは
言うまでもありません。
皆さん、鍋はよく確認してから買いましょう。