大統領選挙当日

馬路村の皆さん元気ですか、私は元気です。

スリランカ、いよいよこの日を迎えてしまいました。
選挙ということで、今日は国中、休日です。

選挙情勢を少し。


この国の大統領は
18歳以上の全ての国民による
直接投票で決められます。


今回は事実上の一騎打ち。
現職のマヒンダ氏と
軍長官、フォンセカ氏が
壮絶な選挙合戦を繰り広げてきました。



大統領の任期は6年。
現大統領のマヒンダ氏は在任4年目ですが、
任期半ばにして、
26年に渡る内戦を終わらせた
名誉がまた新しいうちに
選挙を行うことを決めました。

一方、対抗馬のフォンセカ氏ですが
戦争中はマヒンダ氏の側近として
テロ組織撲滅に力を合わせ、仲良くやっていました。
しかし、戦争が終わり、
選挙がはじまると同時に、ひるがえりを見せ、
軍の力で戦争を終結させたという自負と
その総司令官であった彼は
それなりに、カリスマ的人気があります。

という事で、今回の選挙の争点は
どっちが英雄か、対決。

ほら、現大統領のマヒンダ氏なんて、
自分のお札を作ってしまいました。
生きている人がお札になるなんて、
この国でも前代未聞だそうです。

恐るべし、選挙対策

両者、人気は拮抗しており、
ふたを開けてみないと、全くわからない、と。

少々長くなりましたが、そんなこんなで、
今日は歴史的ないよいよの日なのですねぇ。